アブルッツォの山間部でオーガニック栽培された良質のオリーブ果実から搾られる 『山のオイル』

若草やハーブの青々とした香りが特徴的。 ほのかな苦味と心地よい辛みが料理を「引き立てる」と共に、素材の持ち味に調和してコクを出し「ふくらませる」ので、油というより調味料としての使い方ができます。 洗練された綺麗なスパイシータイプ。

ローマから長距離プルマンに乗ること2時間… トスカーナの田園風景とはまた違う、アブルッツォ州の山間地帯(海抜450メートル )のカプラフィコという地域に農園はあります。

 

SOLとは毎年5月にヴェローナで開催されるオリーヴオイルの国際的な展示会です(Il Salone Internazionale dell’Olio d’Oliva Extravergine di Qualita’)コンクールにおける最高賞 『SOL D’ORO(金賞)』 を授与されるトンマーゾ氏(左)

◆ ノンフィルター・オイルとは? Non Filter / Non Filtrato

搾ったばかりのオリーブオイルは細かい果肉を含んでいるので、フィルターを通して濾過(ろか)します。一般に流通しているほとんどのオリーブオイルは、フィルタリングされて澄んだ状態です。

収穫されたばかりのオリーブは、その鮮度を保ったままに圧搾機にかけて細かくすり潰します。その作業は、高品質のEXVオイルを搾る必須条件として、コールドブレスという熱の生じない搾油方法により丁寧に搾られます。さらに遠心分離にかけることで油分から水分を取り除いたバージンオイルとなるわけですが、一般的なオリーブオイルはその一番搾りを細かいフィルターに通して濾過します。

ノンフィルター・オイルは、あえて濾過を通さないことで、オリーブ果実由来の香りや青み、テクスチャーを個性として際立たせることを目指したやや特殊なタイプのオリーブオイルです。
トンマーゾ・マシャントニオでは静置法(デキャンティング)を用い、澱(おり)を自然に沈ませ、その上澄みをボトリングしますが、オイル中にはミクロレベルの微細なオリーブ果肉が浮遊した状態のため、深い色合いとなり、口ざわりもトロリとした質感が印象的です。

 

イタリア生産者を巡る旅 『トンマーゾ・マシャントニオ』

Azienda Agricola Tommaso Masciantonio
トンマーゾ・マッシャントニオ農園

中部イタリア・アブルッツォ州に1874年に創設された歴史のある家族経営の農園。1948年に自社にオリーブオイル搾油場を設置、さらに2004年よりオーガニック体制を整え、伝統を守る一方で最前線の有機農業への取り組みと品質の向上に意欲を持つ生産者です。土着のオリーブ品種(イントッソ種)を直営畑にて栽培、収穫は現在でも伝統的な手摘み(熊手を使用)、収穫されたオリーブは8時間以内にコールドプレスにより搾油し、酸化防止の窒素充填を行い15℃~18℃に保たれる最新設備のステンレスタンクで保管されます。

● 畑の面積: 40ヘクタール、オリーブ樹約3,000本
● 標高: 海抜450メートル
土壌の組成は中間的で石灰質を帯びる
● 日照条件: 北‐南の広い開けた谷あい
● 栽培方法: オーガニック
2004年から有機農業計画に参加
C.C.P.B.により認証
● 自社搾油所を設け、直営の畑で収穫されたオリーブを加工。

 

“緑”です。 芝色のグリーンの色合いに、胡桃を思わせるナッツ香がフワァ~と・・「油」というより、「」としてお楽しみいただける「調味料」として、パスタはもちろん、スープやリゾット、お野菜にお豆etc.. 私たちはこのオイルでお肉が食べたくなりました♪オリーヴの青みとスパイシーな部分を、まさにギュ―――――ッと搾った、苦みに近い濃さ。これは香ばしく焼いたお肉にバッチリですね~!  あ、それからパン、進みます♪